スズキジムニーの歴史とは｜計4回のフルモデルチェンジで分かる魅力

先日新型のジムニーが販売され、日本だけでなく世界的にも爆発的な人気を誇り、好調な売り上げとなっています。ニュースなどで見かける機会が多くなってきましたが、車にあまり関心がない人からすればジムニーってなんのことなのかと疑問に思う方も少なくないのではないでしょうか。

車はそのデザインや機能性で惹かれる部分も多くありますが、販売された車種の歴史を知ることによって、さらに興味が沸いてきます。そこで今回は車について詳しくない方に向けて今話題のジムニーに関する歴史をご説明します。

ジムニーはスズキが販売している軽自動車で、舗装されていない道路も悠々と運転可能なオフロード四輪駆動車のことを指します。高い走破性と頑丈な構造によって山道や荒れた道などの走行を得意としていることがジムニーの特徴となっています。

自分の好みに合わせてカスタムできることがジムニーのもう一つの特徴でもあり、パーツやデザインの変化などを楽しめることからオリジナリティを追求した仕様を実現することが可能です。現在でも高い人気を博しており、根強いジムニーファンによって長年愛されて続けています。

ジムニーは日本だけでなく海外でも活躍しています。日本のメーカーとしてはトヨタで生産された車が人気のイメージですが、ジムニーのデザインにはハンサム感があっていいという意見で海外の人たちから受けが良く、非常に安価で長持ちすることが人気の理由となっています。

さらに自由に改造ができる点も含め、多くの方から支持を得ています。海外では「サムライ」の愛称で親しまれていたこともあり、販売当初から現在に到るまでジムニーは世界的にヒットしています。

ジムニーの歴史は販売が開始された1970年代の初代モデル「LJ10」から始まりました。前身となっていた、ホープ自動車のアイデアである「ホープスターON」が原型となっており、その構造を引き継いで初代ジムニーがスズキで販売されました。

手軽にアクティブな運転を楽しめることから一般ユーザー受けし、屋根やドアを持たないタイプとして脚光を浴びました。

2代目のジムニーモデルJA/SJタイプは1980年代から1998年に到るまで発売されました。オフロード性能の高さによる悪環境の走破性だけでなく、街中でも容易に走れる安定性も兼ね備え、用途に合わせたスタイルを実現することができました。

初代と比べるとフルモデルで変更がなされ、ボディの仕様も変化し屋根とドアが取り付けられ、四角い見た目のデザインとなっています。JA11型ではオートマチックが採用され、快適な運転にも対応できるようになりました。

3代目ジムニーモデルはJBタイプで先代の良さを引き継いだ仕様となっており、本格的に安定したオフロード走行を実現しました。1998年にフルモデルチェンジされ、現在のモデルが販売されるまでの約20年間ロングセラーモデルとして愛されて続けていました。

ボディのデザインは少し丸みを帯びていますが、基本的なスペックは以前と大きな差はなく、ドライバーの快適性と運転の実用性を高めたモデルとなっています。

今年の7月に4代目であるジムニーモデルの販売が開始され、3代目から20年ぶりのフルモデルチェンジがなされました。

快適なモデルとして今までのジムニーの特色を十分に引き継いだ仕様となっており、販売当初から日本や海外のジムニー愛好家やアウトドア好きの人たちに人気を博しています。

安全性や走破性は先代のタイプと比べると圧倒的に高くパワーアップし、エンジンの基本的なスペックが向上され、過酷な使用環境や安定した道路でも適応できるほどの機能性を有しています。そのため、様々な環境にもオールマイティに使用できるのが4代目ジムニーの特徴です。

また、カスタマイズも自由にできるため、用途に適したパーツによってさらに性能に変化を加えることができるため、楽しみ方は無限大です。

ジムニーは合計で4回のフルモデルチェンジが行われましたが、諸所の機能面の改善や優れた性能を実現するため、これからも進化をし続けます。さらなるモデルを知ることによってより車を好きになってみてはどうでしょう。

いかがだったでしょうか。ジムニーの歴史は今から半世紀以上も前からありましたが、知れば知るほど興味が湧いてきたのではないでしょうか。知識として知ったことよりも実際に乗って車に乗って知ることの方が魅力を感じることが多いので、ぜひジムニーに試乗してみることをオススメします。

K2serviceでは新型のジムニー販売を取り扱っています。気になった方がいらっしゃればぜひお気軽にお声掛けください。